40代以上の女性は女性ホルモンの乱れに伴い、薄毛に悩む方も増えてきます。
そもそも、女性ホルモンには髪の発育に大きく関わっており、女性ホルモンが減ってしまうと髪の発育が以前よりも遅くなります。
上記に伴い、髪が細くなったり薄毛に困る方が増えるという訳です。
一説によりますと、40代以上の女性で薄毛に悩んでいる方は8割もいらっしゃるとも言われています。
東洋の知識からの視点で言いますと、「髪は腎の華」とされており、腎と髪は密接な関わりがあるとされています。
腎が弱り腎虚という状態になりますと、ホルモンバランスが崩れ、薄毛や白髪以外にもほてり、倦怠感、骨量の低下、疲れやすいなどの症状が現れたりします。
他にも、髪の毛には(血余=けつよ)とも呼ばれており、血に関係がある肝とも髪の毛は密接に関わっています。
東洋の知識からの目線で言いますと、髪のためにも肝と腎はケアをした方が良いという訳です。
養生としてオススメな食材としては・・・
クコの実・栗・もやし・松の実・くるみ・山芋・牡蠣・シイタケ・ごぼう・わかめ・昆布・ヒジキ・貝類・山査子・にんじん・肉類・柑橘類(レモン・グレープフルーツ等)・黒い食材(黒胡麻・黒豆・黒米・黒きくらげ)
上記を食べると良いでしょう。
西洋学的に見ますと、
亜鉛・タンパク質、ビタミンB群(特にB6)、ビタミンC/E/D
上記も意識して摂られると良いです。
良いとは言いましても、一番良いのは病院に行って現状を分析してもらい、治療を受けることになります。
薄毛は進行性の物である為、早めに受診することが大切ですので、悩んでいる方は1人で抱え込まずに受診をしましょう:)