前回に引き続き、本格的に梅雨が明けて夏が来る前に知って頂きたい内容を再度皆様にお伝えしたく再掲載しています。
何ヶ月も前の記事ですし、読んだことがない方が大半だと思いますので、冬にひどくなる症状の方は絶対に知っておいた方が良い知識です。
是非最後までご覧になることをオススメいたします。
今回は冬に冷えや関節痛・喘息などの呼吸器系の病が悪化してしまう方に、本格的に暑くなる前に是非知って頂きたい漢方の名言の話になります。
知っているのと知っていないとでは今年の冬の状態が全然違ってきますよ。
東洋の世界には、冬病夏治(とうびょうかち)という名言があります。
冬病夏治とは、冬に悪化しやすい冷え・鼻炎・関節痛・喘息などの諸症状は、夏の間にしっかりとケアして予防する事が大切という意味になります。
逆に言いますと、冬の諸症状は夏の過ごし方によって変わってくると言い換えることが出来ます。
では具体的にどうすれば良いか?という話ですが、簡単に言うと体を冷やす食べ物を過度に摂らない・過度な冷房で体を冷やさない様にするのが重要です。
また、陽気という全身を温め活動的にするエネルギーも夏の間に養っておくことも大切です。
養生としてオススメの食材は・・・
ニラ・クルミ・ショウガ・ニンニク・八角・うなぎ・さんしょう・胡椒・山芋・栗
上記になります。
湯船にしっかりとつかったり、適度な運動に生ものを食べないように注意をすることも重要です。
良いとは言いましても、過剰に冷やさなければ良い話なので、過度に体を冷やす物をさける事はせずに、バランスを取りつつ摂ることも大切ですよ。
ついつい冷房をガンガン使いたくなりますが、過度に使って体調を崩さないようにしましょう。
冬の症状に悩まれていた方は保存をして、夏の間に何度も見返せるようにすることをオススメいたします:)