暑い時期になりますと、無性に冷たい物が飲みたくなりますよね。
ひんやりと冷えたアイスに、キンキンに冷えた飲み物、冷やしそうめんにかき氷など、暑い夏ならではの食べ物が楽しみですね。
ただ、東洋の知識の目線から見ますと40代以上の女性で冷たい物が好きな方は注意をされた方が良いです。
結論から言いますと、あまり冷たい物をたべすぎると皮膚のたるみに繋がってしまいます。
冷たい物を食べると胃腸に負担がかかることは知られていますが、胃腸は漢方では脾に属しています。
脾とは胃腸だけでなく消化器官全般を指す言葉で有り、「脾は肌肉を主る」という言葉もあり、筋肉とも深く関係があります。
脾が弱ってしまうと筋肉が弱りたるみやすくなるだけでなく、食欲不振や消化不良、皮膚の色がわるくなるなど、美容や健康に悪影響が出てしまいます。
40代以上の女性にとって「皮膚のたるみ」は大きな悩みですので、冷たい物をとりすぎて脾に負担をあまりかけないように注意をすべきでしょう。
養生としてオススメの食材としては・・・
オートミール・じゃがいも・さつまいも・ちんげんさい・エンドウ豆・インゲン豆・山芋・ネギ・にんじん・にんにく・ひよこ豆・ニンニクの芽
上記が挙げられます。
たるみの一因になりうるとしても、夏の時期に体を適度に冷やす事は大切になります。
冷たい食べ物や飲み物は夏には欠かせない大切な風物詩の一つでもあります。
あまり忌避せずに、飲み過ぎない、食べ過ぎないように適度に楽しみましょう:)