季節の変わり目は肌荒れがしやすい時期と言われています。
手は顔以上に年齢が出やすいと言われていますし、ケアに一層気を遣っている女性は多いのではないでしょうか。
そもそも手のひらには皮脂腺が無く、手の甲にも顔に比べると少ない・物理的にも皮脂が落ちやすいというのもあり、手は非常に乾燥しやすい部位です。
一説によりますと、40~50代は皮脂量が60%まで減少するとも言われたりしていますので、手も以前と比べたら尚の事乾燥しやすくなっています。
東洋の目線から見ますと、手の乾燥には腎・肺・血の栄養が大きく関わっているとされています。
腎虚という腎が弱った状態になりますと、皮膚の乾燥だけでなく、かゆみや冷え、足腰が弱くなったりと老化現象が出てしまいます。
40代以上の女性は腎はどんどん弱くなってしまいますので、注意が必要です。
また、肺は皮膚の潤いにも大きく関わっていますし、血の栄養が足りていない血虚という状態になると、皮膚の乾燥だけでなく肌の艶にも影響してきます。
まとめますと、40代以上の女性の手の乾燥ケアは腎と肺、血虚をケアするのがオススメです。
養生としてオススメの食材としては・・・
白キクラゲ・白胡麻・豚肉・れんこん・梨・大根・黒きくらげ・黒豆・黒米・クコの実・黒胡麻・海藻類
上記がオススメになります。
また、ビタミンE/C/B群/Aはもちろん、オメガ脂肪酸や良質なタンパク質を摂ることも大切ですよ。
手の印象はそのまま年齢の印象にも繋がります。
外側からケアする事も大切ですが、内側からのケアも大切ですよ:)