今からお出かけしないといけないのに手足がだるくて動きたくない・・・と感じた経験はございませんか?
別に昨日良く動いたわけではないのに・・・?と不思議に感じている方もいらっしゃるかと存じます。
漢方の目線から見ますと、手足のだるさには主に脾が関係していると考えられています。
脾とは簡単に言いますと胃腸を含めた消化器官全般を指し、他にも「脾は肌肉、四肢をつかさどる」という言葉があります。
簡単に言いますと、これは脾は四肢と肌肉=手足と筋肉にも大いに関係があるという意味です。
脾が弱ると栄養が届かなくなって手足がだるくなると共に、たるみや食欲不振・気力が無くなる・食後に胃が張る・唇が荒れるなどの症状が出ることがあります。
梅雨の季節はどうしても脾に負担が来やすいと考えられているため、しっかりとしたケアをする事がオススメになります。
養生としてオススメな食事としては・・・
サツマイモ・ジャガイモ・かぼちゃ・人参・にんにく・にんにくの芽・ネギ・マッシュルーム・さくらんぼ・干し柿・ココナッツ・山芋・オクラ・ブロッコリー・アジ・イワシ
上記が挙げられます。
良いとは言いましても漢方薬には脾に働きかけて元気にしてくれる物もありますので、気になる方は一度漢方薬局やドラッグストアへ相談に行かれるのが良いでしょう。
これから梅雨にかけて脾にトラブルを抱える方が多くなります。
生ものや冷たい食べ物を摂取して脾に負担をかけない様にすると共に、暴飲暴食を避けるなどしっかりとケアをするようにしましょう:)