四月は年度初めでもあり、新しい事を始めた、人生の節目を迎えたという方も多いです。
新しい事を始めますと、どうしても悩んだり落ち込んだり、まだ始めてもないのに不安になったりする物です。
皆様ご自身も、そしてご家族の中でもそうなっている方は多いのではないでしょうか?
東洋の目線から見ますと、そういった不安や思い込みなどは「脾」が、そして「心」が関係しています。
脾というのは胃腸を含めた消化器官全般を指し、心は心臓の役割である血の巡りだけでなく、精神活動にも関わっています。
脾は「思」の感情と関係が強く、碑が弱ると思い込みやすく、思い込みが強くなると言われています。
そもそもの話、四月はまだまだ気温が安定しておらず自律神経も乱れやすいです。
自律神経が乱れると脾も弱りやすいため、二重の意味でケアは重要ですね。
そして心も弱りますと不安や焦燥感が強くなるとされているため、こちらもケアすると良いでしょう。
まとめますと、落ち込みが強く、すぐ落ち込んでしまう、不安になる方には脾と心をケアするのがオススメという訳です。
養生としてオススメの食材は
さつまいも・じゃがいも・いんげん豆・山芋・かぼちゃ・ブロッコリー・オクラ・にんにく・ねぎ・りんご
他にも、養心や安神といった心を養い、落ち着かせる食材も摂ると良いです。
春菊・アサリ・ホタテ・イワシ・小麦・緑茶・コーヒー・紅茶・カカオ・龍眼
漢方薬にも不安などに良い物もありますので、気になる方はお近くの漢方薬局や薬の資格者へ相談をしてみて下さい。
他にも不安を解消するのには軽い運動や周りに相談をするというのも大切です。
1人で抱え込まず思い詰めたりしないように、どうかご自愛下さい。