月日がたつのは早いもので、各地で初夏並みの気温を記録していますね。
二十四節気での夏の始まりは立夏といい、5/5から夏が始まるとされています。
あと少ししたらもう夏というわけです。
東洋の世界では、夏は「心」に深い関わりがあります。
心とは、心臓のように血の循環だけでなく、いわゆる「こころ」の言葉通り精神活動にも関わっているとされています。
夏はこの心と深く関わっており、負担がかかりやすいと考えられていますので、ケアする事が重要という訳です。
また、胃腸も弱くなりがちなので、胃腸を含めた消化器官全般を指す脾もケアするのが良いでしょう。
まとめますと、夏は「心」と「脾」をケアする事がオススメというわけです。
養生としてオススメの食材は・・・
トマト・キュウリ・ナス・オクラ・ピーマン・ゴーヤ・モロヘイヤ・山菜・ココナッツ・ひじき・ウーロン茶・緑茶・いんげん豆・そら豆・ニンニクの芽・にんじん・山芋・ネギ・ちんげんさい
上記などがあります。
キュウリやナスなどの夏野菜は体を冷やすと言われていますので、適度にとって体を冷やしすぎないようにしましょう。
夏の過ごし方としては、
・夏はじめじめしてあまり汗をかきたくないのはわかりますが、適度に運動して汗をかき、気分的にも発散させることが大事です。
・少しくらいの夜更かしはOKだけど、朝は早めに起きましょう。
・なるべく怒らないようにして、気持ちを穏やかに保つ
・夏は心とつながりが有り、心は「喜」という感情と深いつながりがあると考えられているので、心ゆくまで気楽に笑い、楽しむと良いですよ。
というのも大切ですよ。
気持ちよく夏を過ごすためにも、これらを心がけるが良いでしょう。
暑いからといってガンガン冷房をかけると体を壊しますので、ご注意下さい:)