パソコンや手芸などの仕事をされている方は目を酷使しすぎて、目の奥がジンジンと痛くなる経験は誰にでもあると思います。
眼精疲労になりますと、一度休んだくらいでは中々改善しませんし、困っている方も多いのではないでしょうか。
目の奥がジンジンと痛む場合には、他にも要因はありますが眼精疲労が疑われます。
目に良いビタミンとしてはビタミンAも重要ですが、眼精疲労にはビタミンB群も重要です。
具体的にいますと、ビタミンB1/2/6/12とビタミンEですね。
ビタミンAは目の網膜細胞の機能に必要で、ビタミンB1は視神経を活性化させ、目の周辺筋肉の疲労を和らげます。
B2は目の粘膜だけでなく、ピント調節機能にも関わりが有り、B6は視神経の健康維持にも関わりがあります。
B12は神経を修復する作用が有り、Eは血行を促進し、抗酸化作用で視神経の保護を行ったりします。
それぞれ一文字で表してしまいましたが、各種ビタミンは書いている作用以外にも目に良い働きをするため、眼精疲労にはもってこいの栄養素になります。
B1・・・豚肉・まいたけ・胡麻・パセリ・大豆
B2・・・のり・まいたけ・パセリ・わかめ・豚レバー
B6・・・にんにく・バジル・パセリ・バナナ・抹茶
B12・・・しじみ・アサリ・のり・サンマ・イワシ
A・・・にんじん・春菊・ほうれんそう・ニラ・カボチャ
E・・・せん茶・アーモンド・抹茶・カボチャ・サフラワー油
上記の食材に入っています。
ただ、食材のみで各種ビタミンを摂取するのは中々大変です。
しっかりとケアをしたい方は市販薬のビタミン剤がオススメになります。
眼精疲労に良い市販薬はエーザイ様のナボリンS・アリナミン製薬様のアリナミンメディカルゴールドなどがありますので、気になる方はドラッグストアや薬局で相談すると良いでしょう。
他にも、1時間に10分目を休ませる・目薬を使うのも有効です。
遠くをぼんやりと見たり、ホットアイマスクを使うのも良いでしょう。
今では繰り返し使えるアイマスクもありますので、検討してみて下さい。
ただ、今回ご紹介したのはあくまで眼精疲労向けのケアです。
目の奥がジンジンと痛む症状としては他の病気の可能性もあります。
長期間続いている・激しい痛みを伴う・何度も再発する場合は眼科へ受診されることをオススメいたします:)