片方のまぶたが短時間ピクピクと痙攣して困っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
上記の状態で困っている方は眼瞼(がんけん)ミオキニアになっている場合があります。
眼瞼ミオキニアは片方のまぶただけピクピクと短時間痙攣する症状を指し、主に下まぶたが痙攣する事が多いとされています。
ストレスや睡眠不足等が原因と考えられていますが、漢方的には主に肝が関わっていると考えられています。
肝は目や筋肉と大きく関わっており、この肝が傷ついて弱ってしまうとまぶたの痙攣に繋がると考えられています。
他にも、イライラや情緒不安定、肩こりや目の疲れなども現れたりします。
つまり、東洋から見るとまぶたの痙攣で困っている方は肝をケアすれば良いと言う訳です。
養生としてオススメの食材は
・クコの実・貝類(アサリ、シジミ)・豚肉・柑橘類・山査子・梅干し・ニラ・セロリ・タマネギ・ピーマン
上記になります。
他にも十分な睡眠時間や規則正しい生活を送り、ストレスを溜め込まない事も大切です。
ビタミンB12不足も原因とされていますので、合わせて摂ると良いでしょう。
(ビタミンB12はしじみやアサリ、赤貝などに良く入っています)
また、眼瞼ミオキニアとは別に片側顔面痙攣という似た病気があります。
片側顔面痙攣は片目周辺だけでなく、片方の口なども痙攣する症状になります。
また、眼瞼ミオキニア自体は長くても数日~数週間程度で改善するとは言われていますが、脳腫瘍など別の原因で痙攣している可能性もあります。
中々治らない・他に症状があったりする場合は、早めに受診をされると良いでしょう。