個人差はありますが、実は更年期は「第2の声変わり」とも言われることがあります。
皆様の中にも、以前と比べて声がなんか違う・・・?となっている方は多いのではないでしょうか。
女性の場合だと、更年期あたりから以前と比べて声が低くなりやすくなると言われています。
原因は様々ありますが、まず考えられるのは女性ホルモンの乱れによる物です。
女性ホルモンの代謝が落ちますと、声帯がむくんで太くなり、女性は声が低音になったりかすれたりします。
また、女性ホルモンの代謝が落ちると筋肉も低下すると言われていますので、他の筋肉同様声帯の筋肉も低下し、こちらも低音・かすれやすくなる一因と言われています。
それでは、自分の声帯が老化しているか簡単なチェック方法がありますのでご紹介します。
息を吸い込んで、一息で「あー」といって苦しくなるまでの時間を測定してみて下さい。
女性であれば12秒以上言うことが出来なければ声が老化している可能性があります。
他にもたばこを吸う・アルコール度数の高いお酒を飲む・余り人としゃべらない等も当てはまったら声の老化に気をつけた方が良いですよ。
声を鍛える方法はなど色々とあります※が、人としゃべることも有効です。読んでいる本や雑誌を音読するのも良いでしょう。
※ストロー発声法など。文字でご説明するとどうしても難解になるため、一度Youtubeで動画を見られることをオススメいたします。
ただ、「声が低くなる・かすれる」という症状が2週間以上続いている方はまず耳鼻咽頭科に受診することがオススメになります。
なぜかといいますと、2週間以上続いている場合他の病気の可能性があるためです。
例を出しますと声帯ポリープ・咽頭ガンなどですね。
もし気になる方がいらっしゃれば念のために受診を一度してみましょう。