本日から各地で気温ががくっと下がる予報ですね。
皆様は如何お過ごしでしょうか?しっかりと防寒対策をして風邪を引かないようにお気をつけ下さい:)
寒くなると言うことは、冷え症の方にとってはかなり辛い時期になります。
冷え症にはいくつかありますが、今回は下半身の冷えに関するお話になります。
下半身の冷えの原因は色々とありますが、自律神経の乱れであったり、姿勢の悪さや血行不良・運動量不足などが上げられます。
40代以上の女性ですと、それにお体の変化も加わりますので悩んでいらっしゃる方は多いことでしょう。
漢方薬としておすすめなのが、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)になります。
効能は体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの次の諸症:冷え症、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、下痢、月経痛となっています。
下肢の冷えが強くと記載がありますね。下半身の冷えが強い方だけでなく、末端冷え症の方にもよく使われる漢方薬になります。
他にも冷え症の方に使われる漢方薬が有り、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)も有名ですね。
効能は比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきびとなっています。
こちらも足が冷えるという点がありますが、のぼせという点が異なりますね。
このように、漢方薬には実に様々な種類の物がありますので、どちらが良いと言うわけではございません。
気になる方は薬の資格者へご相談なさるのが良いでしょう。
下半身の冷え対策で重要なのは、体を冷やさないと言うことです。
冷たい物を摂るのはほどほどにした方が良いですよ。生ものも体が冷えますので注意が必要です。
天気予報を見ますとまだ若干気温が19℃ちかくになる地域もありますが、間違いなくどんどん寒くなりますので、しっかり防寒対策(特に足下)をして体調を崩さないようにしましょう:)