昨日までは夏日くらいの気温のところが多かったのですが、本日は春並の気温まで落ち着くところが多い様子ですね。
関東は昨日と比べて10度程も下がる予報です。
気温がこうも乱高下しますと、自律神経を乱して体調を崩す方も多いのではないでしょうか。
東洋の目線から見ますと、自律神経は主に肝と心が、そして腎も関わっています。
東洋の心は、血を巡らせる役割だけでなく精神や意思にも関係が深いとされ、肝は気を巡らせる役割が有り、情緒のコントロール・自律神経と深い関係があると考えられています。
これら肝と心の働きが低下すると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
また、腎も自律神経とは関わりがありますし、自律神経の乱れによって食欲が低下している場合は脾のケアも重要になります。
特に40代以上の女性は腎が徐々に弱まってしまいますので、老化を防ぐという意味でも腎のケアは大切です。
つまり、40代以上の女性の自律神経ケアには肝・心・腎(食欲が低下している場合は脾)のケアが重要という訳ですね。
養生としてオススメの食材は・・・
オクラ・ゴーヤ・ピーマン・トマト・人参・セロリ・クコの実・貝類・山査子・肉類・柑橘類(レモン・グレープフルーツ等)・黒い食材(黒胡麻・黒豆・黒米・黒きくらげ)・ひじき・くるみ・昆布・わかめ・牡蠣
(食欲がなければ)さつまいも・ジャガイモ・カボチャ・大豆・山芋・オクラ
上記を意識すると良いでしょう。
他にも、自律神経には軽い運動、睡眠時間をしっかりととる(寝る前にスマホを見ない)、ぬるめのお湯に入る事も大切です。
健康な生活を意識していても自律神経は崩れやすいです。もし不調を感じましたら我慢せずに受診・お近くの薬の資格者へご相談下さい。
体調を崩しがちな季節ですが、あまり無理せずに体調管理して乗り越えましょう。