ヒートショックというのはご年配の方が気をつけるべきイメージがなんとなくありますが、実はそんなことありません。
実はヒートショックは正月にも多いものとしても知られていたりしますね。
今回は40代や50代、60代の女性でも気をつけて欲しいヒートショックのお話になります。
そもそもヒートショックとは何かというお話ですが、簡単に言いますと急激な温度変化で起こる健康被害の事を指します。
例えば、暖かい部屋から寒いトイレや浴室に移動する時とかですね。急激な温度変化は血圧の変化も伴いますので、その変化によって臓器にもショックを与えてしまいます。
具体的にどのような疾患を引き起こすかと言いますと、心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中(脳内出血)に貧血や失神などです。めまいや立ちくらみなどが発生し、そのまま倒れてしまうと、頭の打ち所によっては大変なことにもなりかねません。
ヒートショックの危険性が高いのは高齢者の方だけでなく、不整脈や糖尿病、高血圧や肥満の方も該当します。
つまり、必ずしも高齢者の方だけではなく、40代以上の女性で疾患を持っている方も十分な注意が必要というわけです。
ヒートショックの予防方法は室内の温度差を縮めることにあります。
大体10℃程温度差がありますとヒートショックのリスクが高まるとされています。
特に入浴の時が危険で、寒い脱衣所に寒い浴室内、そして熱々のお風呂に入ってしまいますと、その血圧変動の差は非常に危険になります。
入浴前は脱衣所や浴室内を暖める事は非常に大切ですし、浴槽から急に立ち上がったりするのも気をつけた方が良いです。
疾病を持っていらっしゃる40代や50代や60代の女性は、ヒートショックは他人事だとは思わずにしっかりと予防をすることをオススメいたします:)