今回ご紹介する漢方薬は以前もご紹介した内容になりますが、二ヶ月も前の記事で有り、夏になるのであれば是非ご準備して頂きたい漢方薬でしたので、再度ご紹介いたします。
そして毎回毎回本当に申し訳ないのですが、私の会社では売っていませんので、お手数ですがお近くのドラッグストアや漢方薬局へ相談へ行かれてみて下さい。
今回ご紹介する漢方薬は五苓散(ごれいさん)です。
効能は体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔となっています。
五苓散は簡単に言いますと、体内の水を整えてくれる漢方薬になります。
足りないところには水を巡らせ、滞っている所は排出をし、体全体の水分バランスを整えます。単純に排出するだけでなく、必要な部分に必要な分を補ってくれるという訳です。
夏の時期になりがちな低気圧の時の頭痛やめまい、だるさなどの症状だけでなく、お酒を飲んだ後の二日酔いの頭痛・むくみ・はきけにも良いので、お酒をよく飲む方もオススメになります。
効能にある暑気あたりとは夏の暑さのために体を壊すことを指し、熱中症の初期症状が出始めたときにも効果を発揮してくれますので、外出の際に持っておくと安心ですね。
また、急性胃腸炎の際のはきけや下痢にも効果を発揮してくれます。体力に関わらず使用できる点も良いです。
体の水分が滞りがちな梅雨の時期のみならず、台風が来る夏にも持っておくと安心しますよ。
今まで低気圧の頭痛や不調は頑張って耐えていた・・・という方はご検討をしてみて下さい。
ただ、そんな五苓散もお薬ですので使用上の注意点や使用前に薬の資格者へ相談すべき方もいます。
他にもご自身に合う漢方薬がある可能性もありますので、興味がある方は一度お近くのドラッグストアか薬局へ相談しに行かれることをオススメいたします:)