皆様は合食禁(がっしょくきん)という言葉をご存じでしょうか?
合食禁とは簡単に言いますと、食べ合わせが悪い物を食べないようにすることを指します(食合禁とも)。
今回は身近にある食材の合食禁のご紹介になります。
・天ぷらとスイカ・氷水
→油と水を多く含むため、消化不良を起す可能性があります。
・スイカとビール
→両方とも利尿作用が有り、脱水症状を起す可能性があります。
・カニと梨・柿
→両方とも体を冷やす能力があり、合わせて食べると体を冷やしすぎてしまいます。
・鉄分とお茶
→お茶の成分が鉄分の吸収を阻害してしまいます。
・ヤギと冷たい飲み物
→ヤギの脂が体内でかたまり、気分が悪くなるとされています。
・そばとナス
→両方とも体を冷やす食べ物とされており、食べると体を冷やしてしまいます。
・蜂蜜とニラ
→同時に摂ると下痢の原因になる事があります。
・れんこんと大豆
→れんこんに含まれる成分が大豆の鉄の吸収を阻害します。
・のりと柿
→カルシウムの吸収が悪くなります
・にがうりとゴボウ
→一緒に摂ると胃腸の調子が悪くなるといわれています
などなど、あげきれないぐらいあります。
また、食べ物だけでなく、サプリや薬にも飲み合わせが良くないのは存在します。
有名なので言えば、グレープフルーツ(ジュースも×)と降圧薬ですね。
他にも少しあげますと
・ビタミンKとワルファリン
・DHAと糖尿病の治療薬
・ビタミンCと利尿剤
などなど、意外と多くあります。
ご自身が薬を飲んでいて気になる方がいれば、薬の資格者やお医者様へ一度確認をすると良いでしょう。