なぜかよく分からないけどお腹が張って辛い・・・と悩んでいらっしゃる方は多いと思います。
そう感じていらっしゃる方は呑気症かも知れません。
今回はその呑気症(空気嚥下症)に関して知って頂きたく記事を書いております。
空気嚥下症は日本人の8人に1人に見られ、実は20~50代の女性に特に多く見られるという特徴があります。
空気嚥下症とは、大量の空気を呑み込むことによって、胃や腸に空気がたまり、お腹のハリやガスが出る原因になります。胸焼けの原因になったりも。
そして空気嚥下症は朝方は平気なのに昼から夕方になると徐々に症状が悪化するという特徴があります。
空気嚥下症はストレスが原因であることもあれば、かみ合わせの原因だったり、早食いや姿勢が悪いせいでなったりと色々あります。
40代以上の女性はどうしてもストレスがたまりやすいため、私そうかも・・・と感じていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
呑気症の治療には内科や消化器内科を受診、歯科や心療内科、精神科に行かれるのが良いでしょう。
普段の生活で気をつけるべき点は、
・炭酸飲料をさけ、良く噛んで食事をするように心がける
・ガスが出るのを我慢しない
・姿勢の改善:猫背は特に注意が必要です
・ストレス解消法を見つける
・口呼吸の改善
・かみしめがひどい場合はマウスピースも◎
・長時間のデスクワーク
等に注意が必要です。
今ちょっとガスできついんだけど・・・という方は10分ほど平たいとこでうつぶせになってみて下さい。
10分たったら左右に数回ごろごろ。
うつぶせになることによってお腹全体が圧迫され、尚且つ肛門が上に向くため出やすくなります。クッションをお腹の下に引いてあげて少し圧を上げるとなお◎です。
※妊娠中の方はやってはいけませんので注意です。また、食べてすぐうつぶせになると胃を圧迫するため避けましょう。また、少しでも体が痛いと感じたら止めましょう。
出しやすくなるといっても、根本的に空気嚥下症の原因を解明しないとまたガスがたまってしまいます。
気になる方は早めに受診する事をおすすめいたします:)