8/22は処暑にあたります。
処暑とは簡単に言いますと夏の暑さが徐々に薄れ、朝晩が涼しくなってきますよという意味になります。
秋は美味しい物がたくさんありますし、待ち遠しいという方も多いのではないでしょうか。
心地よいコオロギや鈴虫の鳴き声も楽しみですね。
ただ、東洋の目線から見た場合、秋は美容にしっかりと気をつけていきたい時期になります。
といいますのも、秋は五臓六腑で言うところの「肺」と深い関係があります。
肺というのは臓器の肺だけでなく、鼻や気管支など呼吸器系全般を指すだけでなく、肌や免疫・水分代謝にも深い関係がある概念になります。
秋はこの肺がどうしても弱りやすく、肺が弱ってしまうと風邪を引きやすくなったり、肌の乾燥・鼻づまり・咳など、健康や美容に大きな影響を及ぼします。
40代以上の女性はどうしても美容が揺らぎがちになりますので、この時期から秋に向けてしっかりと準備する事が大切というわけです。
養生としてオススメの食材としては・・・
梨・白きくらげ・バナナ・白胡麻・長芋・れんこん・アーモンド・松の実・えりんぎ・はちみつ・いちじく
上記が上げられます。
他にも秋には美味しい物が多いので、旬の物をおいしく頂くようにしましょう。
また、秋の養生として大切なのは、
・鶏のように早寝早起きを心がけましょう。
・心を穏やかに保ち、やたらと動き回って肺を傷つけないようにしましょう。
・これらに背くと秋の気で肺を損なってしまい、冬には下痢をしがちになってしまう。
と言われています。
これらもしっかりと守り、秋の養生を心がけましょう。
また、春悟秋凍(しゅんごしゅうとう)ということわざがあり、秋になったからといってすぐに厚着をするよりも、少しずつ冷たい空気になれた方が良いとされています。
やせ我慢をする必要はございませんが、ちょっと寒くなったからといって厚着はせず、徐々に冷気になれさせるというのも重要です。
化粧水・乳液・保湿クリームでお肌を保湿したり、うがいをすることも忘れずに、秋に備えていきましょう:)