先日秋は美容に気をつけないといけないと投稿をしましたが、今日からは抜け毛のケアにも気をつけて頂きたいです。
なんでいま抜け毛の話?と思う方もおおいかと存じますが、これは以前投稿した「冬病夏治という名言」という記事と似た理由になります。
一般的に抜け毛が多いのは春秋の季節の変わり目になります。
抜け毛を春秋にケアする事ももちろん重要ですが、夏や冬の間にしっかりと準備するのとしないとでは結果はかわってきます。
つまり、秋に抜け毛が多くなるのが分かっているならしっかりと準備しておいた方が良いというわけです。
東洋の目線から見ますと、抜け毛には主に腎と肝が関わっていると考えられます。
髪の毛は「血余」と呼ばれており、体の中で巡った血が最後に髪の毛になるとされています。
血は肝と深い関係にあるため、髪の毛の為に肝をケアする事は非常に重要という訳です。
また、「髪は腎の華」とも呼ばれており、腎と髪の毛は非常に深い関係があるとされています。
肝が弱ると抜け毛だけでなく、爪が脆くなる・かすみ目や目の疲れ、イライラや情緒不安定にもつながり、腎が弱ると抜け毛や白髪、疲れやすい、耳鳴りなどの老化現象が起きやすくなるとされています。
つまり、抜け毛が気になる際は腎と肝のケアをする事をオススメいたします。
養生としてオススメの食材は・・・
クコの実・栗・もやし・松の実・くるみ・山芋・牡蠣・シイタケ・ごぼう・わかめ・昆布・ヒジキ・貝類・山査子・にんじん・レモン・グレープフルーツ・黒胡麻・黒豆・黒米・黒きくらげ
上記になります。
他にもまだまだ日差しが強いままなので、紫外線も抜け毛の原因になりますので帽子を被る等しっかりとケアをすることも大切です。
あまりにも抜け毛が多い、かゆみや炎症が見られる場合は、一度皮膚科へ相談に行かれるのもよいでしょう:)