まだまだ30度越えの暑い気温が続く予定ですが、もうすぐ10月になります。
今年は短いとはいえ、秋がようやく感じられる気温になりそうですね。
ただ、秋は良いことばかりではなく、乾燥肌がひどくなって困る・・・という方も多いと思います。
今回は40代以上の女性で秋の乾燥肌に毎年お困りの方向けの記事になります。
乾燥肌が進行しますと、まるで白い粉のような物が吹き出るようになります。
乾燥肌でお困りな方にとって、粉を吹く状態になるのはなんとしても避けたいところですよね。
とある調査によりますと、40代以上の女性の約40%が乾燥肌が気になっているというデータがあります。
あまりイメージがわかないとは思いますが、漢方薬には肌に良い物が複数あります。
今回は秋の乾燥肌に毎年悩まされている方にオススメな当帰飲子(とうきいんし)をご紹介します。
効能は体力中等度以下で、冷え症で、皮膚が乾燥するものの次の諸症:湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、かゆみとなっています。
この当帰飲子は簡単に言いますと肌に栄養満点な漢方薬です。
気や血を補う生薬に加え、かゆみを抑える生薬を加えて乾燥肌を改善・潤いをもたらしてくれます。
乾燥肌の方あるあるだと思うのですが、寝るときにかゆみがひどくなったりする経験はございませんか?この当帰飲子はそんな夜間のかゆみにも◎です。
ただ、他にも肌に良い漢方薬はございますし、飲むのに注意が必要な方もいますので、ご自身で選ばずに薬の資格者へ一度診てもらうことをオススメします。
また、40代以上の女性で乾燥肌の方に是非して欲しいのは腎と肺のケアですね。
他にも要因はありますが、これらの五臓も乾燥肌とは関係があります。
養生として肺に良い食材としては・・・
白きくらげ・白胡麻・長芋・れんこん・アーモンド・松の実・えりんぎ・はちみつ・いちじく
養生として腎に良い食材としては・・・
クコの実・栗・豚肉・松の実・くるみ・黒豆・黒米・黒キクラゲ・黒胡麻・山芋・牡蠣
上記を意識されると良いでしょう。
乾燥肌が引き金となって様々な肌トラブルが起こりやすくなります。
漢方のケアというのはあまり馴染みはない方が多いと思いますが、秋の乾燥肌が気になる・・・という方はこれを気に是非試して見て下さい:)