皆様は頭重感(ずじゅうかん)を感じたことはございますか?
頭重感とは簡単に言いますと、頭が重く感じたり頭が締め付けられているような感じを指します。
この頭重感のせいで集中力が低下してしまったり、だるさを伴ってしまうこともありますので非常に厄介ですよね。
特に40代以上の女性はホルモンバランスの影響で頭重感に悩まされがちとされていますので、困っていらっしゃる方は多いことでしょう。
頭重感に良い漢方薬は複数ございますが、今回はそのうちの1つである当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)をご紹介いたします。
効能は体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りとなっています。
婦人科三大漢方薬の1つですね。私のフォロワー様の中にも飲まれていらっしゃる方は多いと思います。
ちゃんと頭重と記載がございますね。
こちらの当帰芍薬散は婦人に良い効能がたくさんあるのが特徴で有り、婦人科でも良く出されているお薬になります。
ですが、これで全ての頭重感が治るのかと言いますと、残念ながらそうではございません。
人によって頭重感の原因は様々で有りますので、個別にしっかりと原因を見極めてご自身にあった漢方を服用する必要がございます。
気になる方は一度薬の資格者へご相談をしてみるのが良いでしょう。
それでは頭重感に養生としてオススメな食材と・・・と言いたいところですが、先ほども申し上げましたとおり頭重感の原因は実に様々有り、全てを記述するのは莫大な量になってしまいますので、申し訳ございませんが今回は省かせて頂きます。
頭重感というのは睡眠不足、眼精疲労などがあげられますが、自律神経失調症などの病気が関係している事があります。
もし頭重感以外にも吐き気や立ちくらみなどの症状がございましたら、早めに受診されることをオススメいたします:)