東洋の知識から見た
40代以上の女性が
夜更かししては
いけない理由

夜にもうひと仕事、もうひとスクロール——ついつい夜更かししてしまう日、ありますよね。

 

けれど40代以上の女性にとって、夜更かしはできるだけ避けたい習慣です。

 

今回は、東洋の目線(漢方)から「なぜ夜更かしがよくないのか」をわかりやすくまとめ、今日から始められる対策までご紹介します。

 

 

結論:夜更かしは“老化を早めるスイッチ”

 

日本では全体的に睡眠時間が短いと言われますが、40〜50代女性はそのなかでも特に短い傾向があるという調査があります。

 

忙しさの中で睡眠を削る——気持ちは痛いほどわかりますが、東洋の考え方では、夜更かしは「腎」と「肝」を損ね、結果として老化関連の指標が悪化しやすくなるリスクがあります。

 

 

漢方の視点:夜更かしが損ねる「腎」と「肝」


 

——生命エネルギーと“エイジングケア”の土台

漢方でいう「腎」は、成長・生殖・骨や髪・聴覚などの基盤を担う“エネルギータンク”。

 

ここが弱った状態を「腎虚(じんきょ)」と言い、白髪・抜け毛、頻尿、耳鳴り、皮膚の乾燥などのサインとして現れやすくなります。

 

40代以降はもともと腎の力が少しずつ目減りしやすい時期。

 

そこに夜更かしが重なると、ダメージが加速しやすいのです。

 

 

——情緒・めぐり・目の疲れに関与

「肝」は気や血のめぐりの調整役。

 

夜更かしが続くと“肝の働き”が乱れ、情緒不安定、肩こり・眼精疲労、物忘れ、爪がもろいなどの不調が出やすくなります。

 

夕方以降のイライラや集中力の低下、スマホの見過ぎで目が冴えて眠れない——これらは肝のサインとしても捉えられます。

スマホと睡眠:習慣が質を決める

 

NTTドコモ・モバイル社会研究所の調査では、就寝前にスマホを見る習慣がある女性は30〜40代で約8割、50代で約6割という結果があります。

 

ブルーライトや情報刺激は、体内時計や寝つきに影響します。

 

「寝る直前までスマホ」は、腎・肝の回復時間(=夜の“メンテナンス”)を削る行為

 

見たい気持ちはよくわかるのですが、美容と体調のためにも“夜のスクリーン断ち”はとても効果的です。

 

※研究には幅があり、光の強さやコンテンツの刺激性などでも影響は変わり、個人差があります。

 

 

今日からできる“夜更かし脱出”の段取り


1)「締めの儀式」をつくる

 

就寝90分前に入浴(ぬるめでOK)。深部体温がゆっくり下がることで自然な眠気が来ます。

温かいお茶で切り替え(番茶・ハーブティーなどカフェイン控えめ)。湯気を吸い込む深呼吸も一緒に。

 

2)光と温度を整える

 

就寝1時間前から照明はワントーン落とす。画面は“夜間モード”ではなく“見ない”が理想。

寝室は「ひんやり+布団であたたかく」。足先が冷える方は薄手のレッグウォーマー。

 

3)“肝”をほどく呼吸とほぐし

 

吐く息を長めに3〜5回(鼻から吸い、口から細く長く)。

こめかみ・耳前・うなじを円を描くようにゆっくりさする。肩甲骨を小さく回して力みをオフ。

 

4)カフェインと糖を“日中に寄せる”

 

カフェインは昼過ぎまで。夜の甘いものは血糖の揺れで浅眠の原因に。どうしても食べたい日は量を半分・時間は夕食直後に。

 

5)翌朝の“貯金”で夜をラクに

 

朝日を浴びて体内時計を合わせる。

朝はたんぱく質を少量でも(卵・豆・魚など)。日中のだるさと夜のドカ食いを抑えます。

食卓の養生:腎・肝を応援する食材

 

腎・肝をそっと支える食材を、無理のない範囲で常備しておきましょう。

 

腎の土台に:黒い食材(黒胡麻・黒豆・黒米・黒きくらげ)、海藻(ひじき・昆布・わかめ)、くるみ

 

肝のめぐりに:柑橘(レモン・グレープフルーツなど)、山査子(料理のソースやお茶に)、香味野菜

 

ミネラル補給に:貝類・牡蠣

 

うるおいと血の材料に:クコの実、にんじん、肉類(量は控えめでもOK)

 

※服用中の薬がある方はグレープフルーツは念のため医師・薬剤師に確認してください。

 

 

完璧を目指す必要はありません。

 

たとえば「夜は黒胡麻入りのお粥」「週に1回は貝の味噌汁」「朝にクコの実をヨーグルトへ」——小さな積み重ねが“腎と肝の貯金”になります。

それでも夜更かしになりそうな日は

 

「ここまでやったら終了」の“終わり時”を朝のうちに決める(時間ではなく作業量で区切るのも有効)。

 

23時を超える場合は、就寝前10分だけでも画面をオフにして、温かい一杯+深呼吸でスイッチを切り替える。

 

翌朝は15分早く起きて“朝日+白湯”。昼に5〜10分の目休めを確保して、夜の反動を防ぐ。

 

 

まとめ:美しさは“夜の回復力”から

 

40代以降は、からだの土台(腎)とめぐり(肝)をどう守るかが、美容とコンディションの分かれ道です。

 

夜更かしをゼロにできなくても、「回数を減らす」「時間を短くする」「締めの儀式を持つ」——この三つで、からだは確実に応えてくれます。

 

忙しい毎日こそ、眠りの質は“投資”と考えて、できるところから整えていきましょう。

 

 

――
※本記事は一般的な情報の提供であり、医薬品・医療行為ではありません。

体調や感じ方には個人差があります。

強い症状がある、長く続く場合は、医療機関や専門家へご相談ください。

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