そして40代以上の女性は、ライフステージの変化や忙しさが重なりやすく、睡眠・食事・活動の基本が崩れやすい時期でもあります。
だからこそ、冬は頑張って上書きするよりも、消耗を増やさない整え方を優先していただきたいです。
腎のケアが大切というより、「冬の負担を増やさないようにすることが、結果として土台を守ることにつながる」と考えると、取り組みやすくなります。
冬の養生としておすすめの食材は、次のようなものです。
クコの実・栗・豚肉・松の実・くるみ・黒豆・黒米・黒キクラゲ・黒胡麻・山芋・牡蠣・シイタケ・ごぼう・わかめ・昆布・ヒジキ
※腎を意識しつつ、冬に乱れやすい食生活の整えにも取り入れやすい食材を挙げてます。
全部を揃える必要はありません。
続けるコツは「買いやすいものを2〜3個、固定枠にすること」です。
例えば、黒胡麻を毎日少しだけ足す、白米に黒米を少し混ぜる、味噌汁にわかめやきのこを入れる、ごぼうを煮物やスープに入れる、豚肉を週に数回取り入れる、という形でも十分です。
栄養学の観点でも、たんぱく質やミネラル、食物繊維を確保しやすくなり、冬のコンディションづくりに役立てやすい選択肢です。
また、生ものや体を冷やしやすい物を摂りすぎないことも重要です。
冬は特に、冷たい飲み物、サラダだけの食事、氷の入った飲み物などが続くと、おなかが冷えて負担になりやすい方がいらっしゃいます。
煮る・焼く・ゆでる・蒸すなどの調理法は、体を冷やしにくくおすすめです。
さらに、先ほどのおすすめ食材と一緒に、ショウガやニラ・人参・ネギなども組み合わせると整えやすくなります。
ただし温め食材は、たくさん摂れば良いというものではありません。刺激が強いとおなかが疲れる方もいらっしゃいますので、まずは薬味程度の少量からで構いません。
味噌汁におろし生姜を少し、スープにネギを多め、炒め物にニラを少し、という取り入れ方が続けやすいです。