東洋医学では「苦」と「心」を関連づけて考えます
一方、東洋医学には古くから「五味(ごみ)」という考え方があります。
味を、
酸(すっぱい)
苦(にがい)
甘(あまい)
辛(からい)
鹹(しおからい)
の5つに分け、それぞれを五臓と関連づけて考えるものです。
その中で「苦」は、「心(しん)」と関連の深い味として捉えられてきました。
ここでいう「心」は、現代医学でいう心臓とまったく同じ意味ではありません。
東洋医学では、体の働きだけでなく精神面なども含めた、独自の概念として「心」を考えています。
昔の人は、食事や味の好み、体調の変化などを観察する中で、「苦」と「心」を結びつけて考えてきたのです。