なお、寝つきの悪さの背景には、更年期だけでなく、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、気分の落ち込み、薬の影響などが隠れていることもあります。
大きないびきがある、睡眠中に呼吸が止まると言われる、日中の眠気が強い、頭痛やだるさが続く、気分の落ち込みや不安が強いといった場合は、一度医療機関へ相談することをおすすめします。
生活習慣を整えても改善しないときも、我慢しすぎないことが大切です。
東洋では、こうした状態を「肝」や「腎」の働きの乱れとして考えることがあります。
ただし、これは現代医学の臓器そのものと一対一に対応するものではなく、心身全体の働きをまとめて捉えるための考え方です。
ですので、まずは更年期や生活習慣の影響を理解し、睡眠環境を整えることを土台にしつつ、必要に応じて東洋的な養生も取り入れていく、という形が分かりやすいと思います。
年齢とともに眠り方が変わってくるのは、決して珍しいことではありません。
だからこそ、ご自身を責めすぎず、体の変化に合わせて整えていくことを大切にしていただければと思います。
※こちらの情報は一般的な健康情報です。医薬品ではありません。感じ方や合う方法には個人差があります。症状が続く場合は、医療機関へご相談ください。